令和6年11月30日(土)・12月1日(日)、ひらつかサン・ライフアリーナにて開催された
第30回神奈川県少年少女空手道選手権大会に当会の生徒7名が参加し、日頃の練習の成果
を発揮いたしました。上位大会への予選も兼ねている大会でもあり、勝ち上がっていくこ
とは容易ではないのですが高みを目指してチャレンジをすることで今までにない経験を通
して多くを学び、技術向上もさることながら、思いどおりにならないことを経験する中で
自己を客観的に振り返り、今後の糧にしていただければと思います。
水谷師範は、この大会においても審判長という重責を担っており、参加した生徒一人一人に
細かなサポートは行えませんでしたが、普段の練習を通じて以心伝心していることを確信し、
個々に励んでいる姿を遠くから眺めていたことと思います。また子どもたちは、緊張感のある
アリーナ内においても平常心で試合に臨もうと自分と向き合い、今できる精一杯の力を発揮し
たと思います。結果においては様々あったことと思いますが、目に見える部分だけが結果では
なく、これまでの練習はもちろん、朝起きてからアリーナに向かう道中で保護者の皆さんと過
ごした時間や誰も見ていないところで頑張ったことは、かけがえのない財産です。
悔しいと感じた部分がある子は、より一層に水谷師範の声に耳を傾けて焦らずに一つ一つ努
力を積み重ねてみてください。
最後になりましたが、全ての試合を終えてから閉会式に参加してくれた子たちに感謝を伝え
たいと思います。昨今では自分のことばかりに夢中になってしまう傾向が強いと思いますが、
本当の強さは相手への思いやりを持てることです。
「思いどおりに優勝できた。」「負けて悔しい思いをした。」そんな時こそ自己を律して、周囲
に対して尊敬の念を失わずに空手道という道を歩んでいただければと思います。ただ試合に勝
てば良いというものではありません。その振舞いは、必ず回りまわって自分に還ってくるもの
です。凛とした姿勢で閉会式に整列している姿をみて、とても嬉しく誇らしく感じました。
参加してくれた7名に心から拍手を贈りたいと思います。
大会の結果と表彰写真は神奈川県空手道連盟公式WebSiteに掲載されております。
▼https://www.kanagawakarate.com/
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